デトックスの中心プレーヤー

デトックスの主な担い手は、リンパ、血液、肝臓、腎臓、腸、副交感神経系だというのは、ハタヨガ教師兼栄養カウンセラー。

リンパと血液は、代謝廃棄物を肝臓、腎臓、消化器官へと運ぶ。
運ばれたところで、これらの毒素と環境中から吸収されたその他の毒素は濾過され、まとめられて、尿、汗、吐く息、便などを通じて排出される。

彼女は活発な副交感神経系がこうした働きを支えていると考えている。
しかし、体に毒素や疲労が過剰にたまると、腹腔器官、脂肪、血液などに毒素が蓄積されるのだ。

 

このサイトで示したようなヨガ・シークエンスは、血液循環の改善、体内器官の圧迫とねじり、リラクセーションの促進によって、自然な排毒作用を助ける。
ヴィパリータ・カラーニ(足を壁に上げるポーズ)のような逆転のポーズは、重力を利用してリンパと血液の循環を刺激する。

「逆転のポーズは、リンパと静脈の血液を足から骨盤へ流すのに役立つため、排毒作用が促進されます。
実際には、どんな筋肉の収縮もリンパの流れを刺激します。
また、逆転のポーズは、肝臓と腎臓に新しい血液を送り込むので、解毒を行う為のエネルギーも大量に与えられます。」

 

ねじりのポーズも血液循環を促進すると考えられており、シークエンスにも2種類が取り入れられている。
アイアンガーのヨガ理論では、ねじりのポーズは、消化器官を互いに離したりくっつけたりして、毒素を絞り出して溶かす。

「血液と不純物は、細胞から押し出され、それから新鮮な血液と栄養分が各器官に運ばれて吸収されると考えられています。
ねじりのポーズは腸から不純物を取り除き、器官の働きと消化力を高めます。」

 

ねじりのポーズが有益だというのは、消化器官が主に体の老廃物を除去するからだ。

「肝臓には、体のゴミを取り除く効率的なシステムが備わっているので、肝臓を応援しましょう。
ねじりのポーズは消化を促し、肝臓と腎臓の排泄作用を高めてくれます。」

彼女は、深い前屈もまた排泄を助け、消化を促すという。
毒素を排出する為に消化器官を助けるのは大切だが、弛緩反応活性化する、副交感神経系を刺激することもまた重量である。
スプタ・バッダ・コナーサナ(横たわった合せきのポーズ)などの回復ポーズは、弛緩反応の活性化が目的であると彼女は指摘する。

 

副交感神経系は、深い安らぎをもたらし、排毒作用を沈滞させるコーチゾルなどのストレスホルモンの分泌を抑制する。
コーチゾルが体に負担をかけていなければ、解毒作用がより効果的に、より容易に起こると考えている。
コーチゾルの分泌が中断すると、すべての毒素は出口に向かっていきます。
消化、リンパ、循環系統が再び効率的に機能するのです。